希望年収は最終面接後に決めるものではありません。転職活動の早い段階から整理しておきましょう

コーリング株式会社の佐々木陽一です。人材紹介を中心に、人材業界・HR業界における転職支援や採用支援に携わっています。
転職活動を始めると、エージェントや企業から
「希望年収はいくらですか?」
と聞かれる場面があります。
この質問に対して、すぐに答えられるでしょうか。
実は、希望年収は最終面接に合格してから考えるものではありません。
転職活動を始める段階から整理しておくことで、企業との認識のズレを防ぎ、自分に合った転職先を見つけやすくなります。
現年収を正しく把握していますか?
まず確認したいのは、現在の待遇です。
意外と、
・基本給
・賞与
・各種手当
・年収
・退職金制度
を正確に把握していない方も少なくありません。
給与明細や賞与明細、源泉徴収票などを確認し、自分の現在地を整理しておきましょう。
希望年収を考えたことがありますか?
「内定条件を見てから考えます」
という方もいます。
しかし、その段階では遅いケースがあります。
企業は採用活動を進める中で、
「この方の希望条件と、自社が提示できる条件は合いそうか」
を早い段階から確認しています。
希望年収が整理できていないと、お互いに判断しづらくなってしまいます。
希望年収を伝えることは、自分のためでもあります
希望年収をはっきり伝えることに抵抗を感じる方もいます。
しかし、希望年収を共有することは「交渉するため」だけではありません。
企業と応募者の認識を合わせ、選考をスムーズに進めるためにも重要な情報です。
また、転職エージェントを利用している場合は、企業から
「ご本人はどのくらいの条件を希望されていますか」
と確認されることも少なくありません。
エージェントは、応募者の希望と企業の条件をすり合わせながら、より良い着地点を探しています。
そのため、自分の考えを整理して伝えておくことは、結果的に自分自身の転職活動を進めやすくすることにつながります。
まとめ
転職活動を始める前に、次の3点は整理しておくことをおすすめします。
・現在の年収や待遇を正しく把握する
・希望年収と、その理由を考えておく
・「この金額なら転職したい」「この金額以下では難しい」という基準を持つ
大切なのは、自分なりの基準を持ち、それを企業や転職エージェントと共有しながら、納得感のある転職活動を進めることです。
コーリング株式会社 佐々木陽一
人材紹介を中心に、人材業界(人材紹介・人材派遣・RPO・求人広告・プロシェアリングなど)や、
HR業界(HR Tech・Ed Tech・人事/組織コンサルティング・教育/人材開発など)における転職支援・採用支援に携わる。
人材紹介会社で約19年間、コンサルタント・マネジメント業務に従事した後、事業会社で中途採用・タレントアクイジションを担当。
現在はコーリング株式会社を経営し、人材業界・HR業界のキャリアと採用を支える相談相手として活動している。
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