人材紹介会社で成果を出し続けるには?─売上目標との向き合い方とマネジメントの考え方

コーリング株式会社の佐々木陽一です。人材紹介を中心に、人材業界・HR業界における転職支援や採用支援に携わっています。
人材紹介会社では、多くのコンサルタントが売上目標の達成に向けて日々取り組んでいます。
一方で、成果を求めるあまり、疲労や焦りを抱えながら働いている方や組織を目にすることもあります。
人材紹介は、企業と求職者の意思決定を支援する仕事です。
だからこそ、短期的な数字だけではなく、長期的に成果を出し続けられる働き方やマネジメントも重要だと考えています。
売上目標だけで自分を評価しない
売上目標を達成したかどうかは、人材紹介会社では重要な評価指標です。
しかし、
「未達だったから自分はダメだ。」
と必要以上に思い込んでしまうことは避けたいものです。
転職や採用は、タイミングや市場環境にも影響されます。
一か月だけで仕事を評価するのではなく、
来月、四半期、半年、一年という視点でも成果を考えることが大切です。
売上は日々の行動の積み重ねで生まれる
人材紹介では、数日で売上を大きく変えることは簡単ではありません。
面談、求人紹介、応募、面接、内定、入社。
成果には一定の時間が必要です。
そのため、
売上だけを見るのではなく、
・面談件数
・企業との打ち合わせ
・求職者との接点
・求人理解
・パイプライン
など、成果につながる行動を振り返ることが重要です。
未達成であれば、
「なぜ達成できなかったのか。」
を分析し、改善につなげることが次の成果につながります。
気合いや根性だけでは長続きしない
もちろん、ときには踏ん張ることも必要です。
しかし、
気合いや根性だけで成果を出し続ける働き方は、疲弊につながりやすくなります。
人材紹介は、人と向き合う仕事です。
コンサルタント自身が心身ともに余裕を持っている方が、
求職者にも企業にも、より良い提案ができます。
仕事そのものへの興味や、
顧客への貢献実感、
仲間と働くやりがい。
こうした内発的なモチベーションを持てる組織づくりも大切だと考えています。
マネージャーは「詰める」のではなく「活かす」
売上が思うように伸びないと、
マネージャーとメンバーの1on1が増えることがあります。
1on1は、
メンバーを追い込む場ではなく、
成果につながる行動を一緒に考える場であるべきです。
必要であれば第三者に相談役として入ってもらうことも一つの方法でしょう。
また、
会議や呼び出しの雰囲気も組織へ影響します。
「また呼ばれている。」
「何かあったのかな。」
そんな空気が組織全体へ広がることもあります。
マネージャーの言葉や行動は、本人が思っている以上にチームへ影響を与えます。
長く成果を出し続けることが大切
人材紹介は、短距離走ではありません。
採用企業や求職者との信頼関係を積み重ねながら成果をつくる仕事です。
だからこそ、
短期的な売上だけに一喜一憂するのではなく、
日々の行動を積み重ね、
組織として前向きな雰囲気をつくり、
長期的に成果を出し続けられる環境を目指すことが大切だと考えています。
コーリング株式会社 佐々木陽一
人材紹介を中心に、人材業界(人材紹介・人材派遣・RPO・求人広告・プロシェアリングなど)や、
HR業界(HR Tech・Ed Tech・人事/組織コンサルティング・教育/人材開発など)における転職支援・採用支援に携わる。
人材紹介会社で約19年間、コンサルタント・マネジメント業務に従事した後、事業会社で中途採用・タレントアクイジションを担当。
現在はコーリング株式会社を経営し、人材業界・HR業界のキャリアと採用を支える相談相手として活動している。
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