コラム

TOP > コラム > 今日からできる人材紹介 > “応募者の言葉”が、推薦の精度とスピードを上げる

“応募者の言葉”が、推薦の精度とスピードを上げる

コーリング株式会社 代表取締役 佐々木です。

人材紹介の方であれば、企業に候補者を推薦する際に。
人事採用担当の方であれば、募集部門に書類選考を依頼する際に。

この候補者が、今回のポジションに対して「×か△か?」「△か○か?」と迷うことはありませんか?

避けたいのは、悩んだ結果「後で改めて考えよう」と手元に書類を留めてしまうこと。
ともすると翌日以降の対応となり、採用リードタイムの遅れだけでなく、思わぬ対応ロスが発生することもあります。

特に分業型のエージェントの方は、CAとRAの間でこのような場面が生じやすいですね。
自分の手元で書類を“滞留させない”ことは、意識しておきたいポイントです。

迷ったときにどうすればよいか

「×か△か?」「△か○か?」と迷ったとき。
あるいは、ただ機械的に推薦依頼を回すのではなく、どう付加価値を加えられるか。

おすすめしたいのは、候補者本人に聞いてみることです。

「今回の求人の仕事内容に対して、ご自身のどの経験が具体的に活かせるとお考えですか?
直接活かせる点や、類似する点などがあれば教えてください。」

「今回のポジションに関して、特に“ここは活かせそうだ”と思う経験・スキルがあれば教えてください。」

といった形で。

人事採用担当の方であれば、エージェントから推薦があった時点で、
「応募者の方は、具体的にどういった経験・スキルが活かせると仰っていますか?」
と確認してみるのも一つです。

“本人の言葉”が判断を助ける

エージェントも採用担当の方も、職務経歴書を読み込むことはできます。
ですが例えば、文系出身の方が技術職の要件を募集部門と同じ精度で理解するのは簡単ではありません。

そのため、「×か△か?」「△か○か?」、もちろん「○か◎」と迷う場面はどうしても出てきます。
そんな時こそ、応募者本人に聞いてしまうのが一番です。

推薦時に「ご本人は本ポジションに対して、○社での○○の経験が活かせると仰っています。」
と一言添えるだけで、受け取る人事担当にとっても判断しやすくなります。

また、求職者の方も、エージェントに対して「この求人に応募します。」だけでなく、
「本ポジションの○に対して、○社での○○の経験が○の点で活かせます。」
と一言添えるだけで、推薦のスピードと精度がぐっと上がります。

— コーリング株式会社

▶ ご相談・お問い合わせはこちらから(無料)

◆ 転職を検討されている方
→求職者向けお問い合わせフォーム
※人材紹介会社でのコンサルタント職、ミドル・バックオフィス職種や、HR業界でのキャリア形成を支援しています。
◆ 企業の採用ご担当者様
→法人向けお問い合わせフォーム
※人材紹介会社への人材紹介の他、営業戦略、社員育成・教育などコンサルティング支援も行っております。