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やっぱり難しい?──消費財領域の人材紹介 🧃👠

消費財領域を専門とする人材紹介会社や組織と、中途採用についての打ち合わせをする機会がありました。
また、まだこの領域をカバーしていない紹介会社の方々からも、「この分野を強化したいんですよね」というご相談をいただくこともあります。そんなやりとりを重ねる中で、改めて感じたことがあります。

消費財領域って、やっぱり難しいのでは?

現場のコンサルタントの皆さんからは、こんな声がよく聞こえてきます👇

・toC領域なので、「誰もが知っている有名企業」が多い

・でも「消費財」とひとことで言っても、扱う業界は多岐にわたる
 └ ファッション・アパレル・ラグジュアリー・日用品・化粧品・食品・飲料・小売・外食 など

・こうした定義や営業戦略が社内で共有・理解されづらい

・他業界と比べて、年収帯がややコンパクトな

・採用人数が少なく、そもそも求人の数が限られている

・標準以上の紹介手数料やFee upキャンペーンなどがある他領域と比べて、こういった施策がほとんど行われない

・スキル・経験だけでなく、“ブランドとの親和性”も重視され、マッチングの難易度が高い

・社内でのノウハウ共有や横展開も難しい


構造的に「すぐに業績につながりにくい」構造になりがち💧

人材紹介事業は成果報酬型モデルであるがゆえに、

工数をかけても、業績に直結しにくい

という構造的な課題に直面することが多い領域です。

紹介会社の経営や営業の戦略面においても、慎重になる場面が多い領域です。


・未経験者を配置するには、専門性とマッチングの難しさがネック

・かといって、エース級を配置するには投資対効果が見えづらい

・たとえば製造業など他領域では「数十名・数百名体制」が可能でも、消費財は「東京で数名、十数名、数十名」など限定的な体制も珍しくない

・求職者・求人・知見の社内ストックが蓄積しづらく、紹介精度も安定しにくい

・表彰制度がある人材紹介会社での、この領域は成果が見えにくく、スポットライトが当たりにくい

・領域ごとの難易度が評価に反映されにくく、モチベーション維持が難しい

ブランドの世界観を大切にしながら、企業・求職者との信頼関係を丁寧に築いていく。
この領域で日々奮闘している皆さんの、そんな現場の話を聞くたびに、
私もこの消費財領域における人材紹介の実務経験があるからこそ、状況や気持ちがよく分かります。

だからこそ、実態に即した視点で、ご支援を行いたいと強く思っております。


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