【人材紹介ビジネスは“続けること”に価値がある】
──経営者たちとの対話から見えた、成果が出る続け方
今週、複数の人材紹介会社の社長・役員の方々とお会いする機会がありました。
現在採用中の求人要件にとどまらず、
経営全体の方向性や、社員の成果を安定させる仕組みなどについても、じっくりお話を伺う中で——
「やっぱりこの仕事は、続ければ続けるほど安定していくものだな」
そんな実感が、改めて自分の中に強く残りました。
■ フロー型ビジネスでも“ストック”は積み上がる
人材紹介は、基本的には完全成功報酬型=フロー型のビジネスモデルです。
そのため、どうしても「売上が月単位で不安定になる」といったリスクを抱えやすい構造です。
ただ、実際に長くこの業界を続けてきた企業やコンサルタントの多くは、
見えないところで確実に“ストック”を積み上げているように感じます。
たとえば、
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長期的な信頼関係に基づく法人顧客からの定期的な求人依頼
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転職希望者との継続的な関係構築
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過去に対応した紹介案件からの紹介や口コミ
といった形で、無形の資産が積み上がっているのです。
■ うまくいかない原因は「続け方」にあるのでは?
とはいえ、同じ人材紹介事業でも、以下のような悩みを抱える企業は少なくありません。
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売上が安定しない
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求人がなかなか集まらない
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求職者が集まりづらい
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採用した社員の成果が上がらない
これらの課題は、単純に“やる気”や“努力量”の問題ではありません。
おそらくその違いは、
「続ければうまくいくはずのビジネスを、そうならない“やり方”で続けてしまっている」
という点にあるのではないかと、私は考えています。
■ 頑張り方を間違えると、成果につながらない
この話は、経営層だけでなく、現場のリクルートメントコンサルタントやキャリアアドバイザーにとっても同じだと感じています。
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毎日がんばっているのに、なかなか結果につながらない
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一つひとつのアクションが積み重ならない感じがする
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求職者との面談も、求人開拓も、思ったほど成果が出ない
もしかしたら、そうした方々は
「成果につながりにくいやり方」で努力を続けてしまっているのかもしれません。
■ 次回は「安定する人材紹介ビジネスの共通点」へ
次回は、「なぜうまくいかないのか?」という点を掘り下げつつ、
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成果を上げ続けている人材紹介会社に共通する取り組み
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ストック型運用への転換のヒント
について、より具体的に書いていきたいと思います。
「成果が出る“続け方”」をしていきたい方へ——
自社やご自身のやり方を見直すヒントになれば幸いです。
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