人材紹介コンサルタントに上司はいらない?
「自分と比べてメンバーの方が優秀。上司として教えられることはそんなにないのでは?
と思ってしまって。メンバーとどのように接したら良いものか?」と、クライアントの管
理職から質問を受けました。
今回の質問者に限らず同様の気持ちを持っている方もいるのでは?と思います。
・自分がプレイヤーであったときから大分時間も経ち現場感がない
・人材紹介以外の事業から異動してきているのでメンバーの方が経験年数が長い
・メンバーの方が業績が良かったので引け目を感じる
など
上司にしかできない仕事はあります。
ひとつは職位・権限(の力)。
よくない例ですが顧客から苦情を受けてしまった。そのような際、上司だから対応できる
(メンバーではまとまらない)こともあるでしょう。
他にも社内外の場面であるはずです。
それと「教える」ことについて。
「技術」を教えてあげることは大事です。ただ、それだけではないと思います。「技術」
は(メンバーの)心技体の一つです。
また、上司たるもの自身の経験をもとに指導することが、必ずしも教えることではないと
も考えます。
「メンバーとどのように接したら良いか?」と問題意識を持っていることは、普段からメ
ンバーのことを思っているからこその良さではないでしょうか。
管理職とメンバーの想いのすれ違いを避ける職場内での会話・コミュニケーションとして、
メンバーは上司に何を期待しているか?と聞いてみても良いかもしれません。
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