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■エージェントの動きをよくわかっていらっしゃる!キャリア採用担当者

「あ、この採用担当者様、仕事できる!」と思う方がいます(上から目線で申し訳ないのですが)。

  • この方の素晴らしい点と、対してよくある例を示すと、

 

▼まず、その方が担当している中途採用求人の難易度をよく理解されている

・ジョブマーケットからの求人難易度と魅力度

・社内の他キャリア採用担当者が担当している求人とご自身の求人を理解されている

 

⇔対してある事例としては、

→ ジョブマーケットがわからないので応募要件が高止まり

→ 会社単位の求人として動いているので、個別求人ごとの充足活動ではなく、おしなべた活動

 

▼よって、一連の採用アクションに整合性がある

・採用難易度が高い理由として、

1)業務内容が分かりづらい=エージェントも直ぐには理解できないので求職者に情報を語れない

2)ターゲットとしている求職者は、社内外でバッティングする人材要件となっている

3 つまり1)の業務理解に至らないと母集団形成が難しい

・このアクションとして

1)業務内容が分かりづらい → 口頭での説明だけとしない。文字情報やパワーポイント資料として提供している

2)1)、2)、3)の視点から、自らカジュアル面談として登場している。基本フローは1次面接から開始であるものの、喜んでカジュアル面談として、直接求職者に語っている

 

⇔対して

→ 業務内容が分からないのはエージェントの理解不足との姿勢で理解につなげるためにコミュニケーション量と時間を割かず。もしくは「どうですか?良い候補者いませんかね?」の単純コミュニケーション

→ 「カジュアル面談は行っていません」との選考ルール

 

▼続いて、採用活動におけるフォローアップがお上手

・面接官の立場でありながらも求職者視点も持っているので、面接/カジュアル面談時に応募者に対して、自ら募集像(要件)に照らし合わせたプラスとマイナス評価と次回の面接への情報を伝えている

・加えて、その共有が詳細に弊社にもある「その場で、私もこうこういったので、コーリング(株)さんからもこうこうフォローしてください」など。よって互いに連携がとれる

・応募者に対して真摯な対応。配属予定組織の現状の課題やチャレンジイシューの説明がしっかりとある。加えて、上記の求職者の経験・知識・面接時での応対に関してのフィードバック。よって、求職者は上記の分かりづらい業務内容だけでなく、そのやりがい、貢献できる点、現状の自身が入社した後に努力するべきことを面接/面談で理解できるので、応募前より必ず応募者は志望度が上がる。

 

⇔対して

・「落とす面接」を基本としているので面接後に応募者が「いい機会でした!志望度が上がりました!」と言うことがない。

・組織に関するチャレンジイシューに関する説明がない。よって、次回以降の採用現場などの期待値に対して、求職者が準備できない。入社後に何をどの程度の量とスピードで努力すれば良いかに至らない

・面接時の応対に関する中身(具体的な会話ややりとり)の共有がなく合否結果のみ、もしくは「○○の方」と抽象度の高いフィードバック

 

▼更に、採用活動に集中しているからスピードがはやい

・書類選考は当日中の合否結果

・面接の日時調整は依頼をしてから数十分~1時間以内に完了

・その方の1次面接もしくはカジュアル面談は終了後に合否結果のフィードバックあり(メールだけでなく、肝心な場合はまず僕に電話連絡がくる)

・自身が面接しない2次以降の結果も当日中もしくは翌日には出る

1)僕も面接終了後は応募者からフィードバックをとって即共有するのでそれを持って「どうでした?」と面接官へ、 2)もしくは、僕の連絡を待たずして「どうでした?」と面接官へ社内で動いていることが想像できる

 

⇔対して

・書類選考に数日を要す

・面接日程に数日を要す

・面接合否結果だけでなく面接官の所感する分からない

※企業さんによっては即日不合格の連絡をするには応募者には失礼だから翌日以降に連絡をしよう、と配慮される会社さんもありますが、個人的にはそれはエージェントの仕事なので、エージェントには即日不合格の連絡を入れた方が喜ばれるのでは?

 

▼極めつけは、求職者の本音を理解する姿勢

・「採用に繋げたいので応募者様の他社状況について共有いただけますか?」の応対に安心感と信頼感。なので、採用に向けての踏み込んだ打ち合わせができる

・求職者が別業界や職種を併願している場合に「弊社に承諾してもらえるように努めますね」との理解

・応募者の悩む本音心情を共有したとして、「最後は応募者様が納得して会社を選んでもらえれば十分です」や「その情報は面接官に共有すると、誤解を招くケースもあるので」と情報の取り扱いが丁寧

 

⇔対して

・異業界や異職種を受けていることを伝えたら「納得感がない」

・併願先の方が志望度が高いと伝えたら「志望意欲も弊社の選考要素」

・上記など諸々の情報が面接官に言葉(情報)の一人歩き

 

 

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