離職率を下げるには?──入社初日だけでなく、入社後の定着支援・オンボーディングが重要

コーリング株式会社の佐々木陽一です。人材紹介を中心に、人材業界・HR業界における転職支援や採用支援に携わっています。
これまで多くの転職支援に携わる中で、
「入社初日のオンボーディングが素晴らしかったので、転職活動をやめることにしました。」
という理由を聞いたことはありません。
もちろん、入社初日の受け入れやオンボーディングは大切です。
新しい環境への不安を和らげ、早く職場に馴染んでもらうためには欠かせない取り組みでしょう。
しかし、それだけで社員が長く定着するとは限りません。
定着を左右するのは入社後の日々
社員が定着するかどうかは、入社初日よりも、その後の働く環境や経験に大きく左右されます。
例えば、
・上司との定期的なコミュニケーション
・業務を通じた成長実感
・周囲からのサポート
・キャリア形成への対話
こうした日々の積み重ねが、働き続けたいという気持ちにつながっていきます。
歓迎ムードをつくることも大切ですが、それ以上に、入社後も継続して社員を支える仕組みが重要です。
採用と同じくらい「定着」を考える
社員が退職すると、新たな採用活動が始まり、後任が入社するまで数か月を要することも珍しくありません。
その間、現場の負担が増えたり、採用コストや教育コストが再び発生したりするケースもあります。
だからこそ、採用活動では新しい人材を迎えることだけでなく、
既存社員が活躍し、定着できる環境をつくること
にも目を向けたいところです。
採用と定着は、それぞれ独立したテーマではありません。
社員が長く活躍できる環境づくりまで含めて考えることが、結果として離職率の低下や組織力の向上につながるのではないでしょうか。
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