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中途採用でリーダーシップをどう評価する?──「自社の型」だけで判断しない採用の考え方

コーリング株式会社の佐々木陽一です。人材紹介を中心に、人材業界・HR業界における転職支援や採用支援に携わっています。

採用面接で、

「リーダーシップ」に関する評価を耳にすることがあります。

では、「リーダーシップがある人」とは、どのような人物を指すのでしょうか。

・周囲を力強く引っ張る人

・実行力が高い人

・ビジョンを示して組織を動かす人

・周囲を支えながら自然と人を巻き込む人

思い浮かべる人物像は、人によって大きく異なります。

リーダーシップの捉え方は人それぞれ

例えば、

「これまで一緒に働いた中で、リーダーシップがあると思った人はどのような方でしたか。」

あるいは、

「逆に、リーダーシップが不足していると感じた場面はありましたか。」

という質問をすると、その人が考えるリーダー像が見えてきます。

そして、その内容は意外なほど人によって異なります。

自社・自分のリーダー像と違うから不採用ではない

採用では、

「自社または自身が求めるリーダー像と違う。」

という理由だけで評価を下げてしまうことがあります。

しかし、組織づくりという視点では、それだけで判断するのは少しもったいないと感じます。

重要なのは、

その人が既存メンバーとどのように補完し合えるか。

という視点です。

現在の組織に足りない強みを持っているのであれば、新しい価値を生み出す存在になる可能性もあります。

採用だけでなく、入社後のマネジメントも考える

人物評価は、採用の合否だけで終わるものではありません。

面接を通じて、

・どのような価値観を持っているのか

・どのような場面で力を発揮するのか

・どのような関わり方が成果につながるのか

まで理解できれば、入社後のマネジメントにも活かせます。

例えば、

どのような声かけや役割設定が、その人の強みを引き出すのか。

どのようなメンバーと組み合わせることで、組織全体の力が高まるのか。

採用時からそこまで考えられる企業は、定着や活躍につながりやすいと感じます。

「一緒に働く人」を伝えることも採用活動の一つ

企業は、自社の事業や製品・サービスだけでなく、

「どのような人たちと働くのか」

も積極的に伝えることが重要です。

近年では、MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)への共感を重視して転職先を選ぶ方も増えています。

さらに、

実際に働くメンバーの価値観や仕事への向き合い方を知ることで、

応募者は入社後のイメージを持ちやすくなります。

リーダーシップは一つではない

リーダーシップには、唯一の正解があるわけではありません。

採用では、

「自社の型に合うか。」

だけを見るのではなく、

組織全体としてどのような強みを補完できるのか。

という視点で人物を見ることも重要です。

多様なリーダーシップを受け入れ、それぞれの強みを活かせる組織づくりが、中長期的な組織力の向上につながるのではないでしょうか。

 

コーリング株式会社 佐々木陽一
人材紹介を中心に、人材業界(人材紹介・人材派遣・RPO・求人広告・プロシェアリングなど)や、
HR業界(HR Tech・Ed Tech・人事/組織コンサルティング・教育/人材開発など)における転職支援・採用支援に携わる。
人材紹介会社で約19年間、コンサルタント・マネジメント業務に従事した後、事業会社で中途採用・タレントアクイジションを担当。
現在はコーリング株式会社を経営し、人材業界・HR業界のキャリアと採用を支える相談相手として活動している。

 

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